「あいち地産地消SAFサプライチェーン推進協議会」は、「田原市SDGsフェスタ2026」(23日午前10時から田原市総合体育館)の会場で、家庭から排出される廃食用油を回収する。回収された油は、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に削減できる持続可能な航空燃料「SAF(サフ)」の原料として活用される。
SAFは「Sustainable Aviation Fuel」の略称で、持続可能で地球にやさしい航空燃料として世界中で導入が進められている。使用済みの食用油など再生可能な素材を原料として製造されるため、従来の航空燃料と比較してCO2排出量を大きく抑制できる特徴を持つ。
協議会は、航空分野での温室効果ガス排出量の削減を図るため、企業や自治体が連携して地域内での廃食用油などの原料回収からSAFの生産、利用までを地産地消で循環させる仕組みづくりを目指して設立された。現在は県や田原市を含む45の企業と団体が参画し、回収の促進やCO2削減効果に基づく認証制度の策定などに取り組んでいる。
体育館内に設けられる協議会のブースに回収ボックスが設置される。回収対象となるのは、一般家庭から排出されたサラダ油や菜種油、オリーブ油などの植物性廃食用油か、消費期限切れの未使用油に限られる。ラードなどの動物性廃食用油や、食用ではない油は回収の対象外。
協力する場合、500~700㍉㍑のペットボトルに廃食用油を移し替え、容器のふたをしっかりと閉めて持参する。未使用油は開封せずにそのまま持参する。当日、500㍉㍑以上を持参した来場者のうち、先着20人には景品として米1合が贈られる。また、ブース内ではSAFに関するクイズや展示も行われ、クイズに参加した人にも景品がプレゼントされる。
協議会は、家庭で使い終わった食用油が新たな燃料へと生まれ変わるプロセスをアピールし、未来の地球環境を守るための主体的な回収協力を呼び掛けている。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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