豊橋信用金庫は1日、ベンチャー投資専門会社「信金キャピタル」(本社、東京都中央区)と共同で、新ファンド「とよしんエール for スタートアップ投資事業有限責任組合」(とよしんエールファンド)を設立したと発表した。同日、豊橋信金本店で投資事業組合契約の調印式が行われた。
ファンドの組成金額は5億円。出資者は、無限責任組合員が信金キャピタル、有限責任組合員が豊橋信金となり、存続期間は2年の範囲で延長可能な10年間とした。主な投資対象は、地域発のスタートアップと地元事業者などの課題解決に貢献するスタートアップで、投資形態には普通株式や種類株式、社債などが用いられる。
融資による従来の資金供給にとどまらず、資本性資金の提供を通じて金融支援を実施することで、スタートアップの成長投資に対する支援メニューの拡充を図る。豊橋信金はこのファンドを通じた積極的な投資運用で、地域経済の活性化や地場産業の発展に貢献していく方針。
投資事業有限責任組合は、ベンチャー企業や事業再生を目指す企業へ成長資金を円滑に供給するためのファンド形態。1998年施行の関連法に基づき設立される契約上の組織で、法人格は持たない。ファンド運用や投資先の選定などの業務執行を担い無限責任を負う無限責任組合員と、資金を拠出し出資額を限度に責任を負う有限責任組合員で構成する。従来の民法上の任意組合と異なり、出資者が負うリスクが出資額に限定されるため、機関投資家や事業会社が安心してリスクマネーを投じやすい利点がある。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。