新城市の「しんしろ星の子合唱団」は27日、ミュージカル「青い目の人形物語」の発表(来年3月21日)に向けて活動をスタートした。2027年に日米親善人形交流100周年を迎えることから、その記念事業に位置づける。
「青い目の人形」は、戦前に米国から日本に贈られた。正式名称は「友情人形」。1927年3月、ひな祭りに合わせ、米国から日本へ1万2739体が贈られた。小学校や幼稚園に届けられ、大歓迎された。41年に太平洋戦争が始まると、人形の運命は一変し、「敵国人形」として各地で処分されたり、空襲で焼失したりした。東三河の小学校では、豊橋市の西郷と細谷、豊川市の御津南部、田原市の田原中部、新城市の東陽、設楽町の旧田峯に現存する。
合唱団は「とよかわ青い目の人形物語~海を渡ったエイミーより~」を演じる。人形の処分を迫られながらも守ろうとする校長や、豊川海軍工廠(こうしょう)の空襲のシーンも描かれる。団員42人が10曲を歌い上げる。上演時間は60分。
この日は勉強会が開かれた。「日米親善人形交流・100周年記念事業あいち実行委員会」の役員を講師に迎え、副委員長の西村公孝さんが「戦争という破壊的な行動を抑えるためには、文化的な絆を育むことが大切です」とあいさつした。また、夏目礼子さんと加藤弘文さんが西尾市立吉良中学校に残る人形「アテナ」を題材にした紙芝居を披露した。
合唱団の山本拓哉代表は「改めて平和の尊さを考えるミュージカルにしたい」と意気込みを語った。
フィナーレの2曲を一緒に歌う臨時団員も募集している。申し込み、問い合わせは「しんしろ星の子合唱団」(0536・22・0802)へ。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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