「第107回全国高校野球選手権」は5日、開幕する。県代表は豊橋中央。春夏通じて初の甲子園だ。豊橋市のチームが夏の大会に出場するのは1951年の豊橋商業以来、74年ぶり。東三河からは75年の国府以来50年ぶりとなった。初戦は大会第6日の第4試合で日大三(順調にいけば10日午後6時45分)と決まった。勢いをそのままに、全国の頂点を目指す。
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7月27日の愛知大会決勝。東邦と対戦した豊橋中央は1点を追う三回、2死一、二塁から守備の乱れに乗じて2点を奪い逆転。九回に追いつかれたが、タイブレークの十一回、四球で無死満塁の好機をつくり、松井蓮太朗選手の中前打で2点を勝ち越し、重盗で1点を追加した。投げては髙橋大喜地選手が149球を投げ切った。最後の打者を右飛に抑え、ゲームセット。ナインがガッツポーズをしながらマウンドに駆け寄り、歓喜の瞬間を迎えた。
1年前、新チーム発足直後は「甲子園出場は夢のまた夢だった」と語るのは砂田隆晴主将だ。秋の県大会では公立校の菊里に惜敗。「『私学四強を倒す』と言っているのにこのままでいいのか」。砂田主将は試合後、仲間に語りかけた。
県随一の練習量で知られる同校だが、冬はそれ以上だった。「限界を越えろ」を合言葉に、走り込みやウエートトレーニング、守備練習など足腰の強化に励んだ。松井選手は「練習はどこの強豪校にも負けない」と振り返る。
春になって結果に表れる。県大会地区予選で豊川に6対0で勝利。さらに東邦には負けたものの0対1で競り合った。夏の県大会では日に日に成長し「相手の隙を狙うなど、少しずつ萩本将光監督のやりたい野球が分かってきた」と砂田主将。準々決勝の杜若戦では、昨季の雪辱を果たし勝利。準決勝の愛工大名電、決勝の東邦と「打倒私学四強」を達成し、初の栄冠を手にした。
砂田主将は「県制覇をすることを目指して練習してきた。一戦必勝でまずは甲子園1勝を」と誓った。
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