【高校野球愛知大会】豊川、豊橋中央が圧勝 5回戦進出

2025/07/20 00:00(公開)
猛打賞と活躍した豊橋中央の長谷川=小牧球場で

 「第107回全国高校野球選手権愛知大会」は19日、5球場で4回戦10試合があった。東三河勢は豊川と豊橋中央が登場。ともに5回戦進出を決めた。

 

豊橋中央は長谷川らの活躍でコールド勝ち

 

 誠信と対戦した豊橋中央は三回2死一、二塁、砂田、松井の連続適時打で3点を先制。その裏に1点差に詰め寄られる。主戦の高橋に交代。先頭打者は四球で歩かせ、1死一、三塁のピンチだったが、続く打者を中飛、最後は三振に打ち取り、同点にさせなかった。五回には4点、七回にも3点を追加し、コールド勝ちした。

 

 〇…9番長谷川瑠(3年)が3安打2打点の活躍を見せた。先頭打者となった1打席目は右前打で先制点のお膳立て。2打席目は左前打、3打席目は右前への2点適時打と巧みに打ち分けた。この打席の前に萩本将光監督から「自信を持っていけ」と後押しされ、抜けた内角直球をうまく流した。

 

 3回戦の愛知黎明戦では成瀬太陽(同)が、この試合は長谷川が猛打賞。萩本監督は伏兵の活躍に「主軸がしっかりとしているので、そこにどうつなぐかがチームに浸透している」と打線に自信をのぞかせた。

 

 長谷川は内外野を守ることができるユーティリティープレーヤーだ。この試合でも右翼でスタートし、三回からは二塁を守った。「次戦でも自分の役割を全うしたい」と話した。

 

萩本将光監督

 常日頃から練習は厳しく、試合では遊び感覚で、と指導している。気持ちを一つに思い切りの良い豊橋中央らしい試合ができていた。甲子園初戦を含め「8試合」戦えるようにと言ってきた。どこが来ていいように準備するだけだ。

 

好投した豊橋中央の高橋=小牧球場で

豊川、菊里を10対0で破る

 

 菊里と対戦した豊川は、0対0で迎えた七回、北田が内野安打、代打の中神が左前打で1死一、三塁とすると、暴投で1点を先制。その後、林優の中前適時打などで2点を追加した。九回には北田の右越え3点本塁打などで一挙5点を奪い、コールド勝ち。先発平野は七回1安打無失点に抑えた。

好投した豊川の平野

きのうの結果 19日

 

▽4回戦

〇…豊橋…〇

豊川

000000415|10

000000000|0

菊里

 

(豊)平野、中西、鈴木―上江洲(菊)土屋、後藤、河田―高村

【本】北田(豊)

 

〇…小牧…〇

豊橋中央

0030403|10

0020000|2

誠信

(七回コールド)

 

(豊)白井、髙橋―松井(誠)武政、山本、大西―前原

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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