「名古屋ウィメンズマラソン」は8日、名古屋市のバンテリンドームナゴヤ発着の42・195㌔で行われ、シェイラ・チェプキルイ選手(ケニア)が2時間21分53秒で2連覇を達成した。日本勢では佐藤早也伽選手(積水化学)が2時間21分56秒で2位に入った。一方、豊橋市出身で東京五輪代表の鈴木亜由子選手(日本郵政グループ)は2時間33分28秒の23位、豊川高出身の安藤友香選手(しまむら)は2時間30分32秒の17位に終わり、アジア大会出場は絶望的となった。
今秋のアジア大会と2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会を兼ねた大会。序盤から11人が第1集団を形成したが、鈴木選手は10㌔手前、安藤選手は10㌔過ぎで先頭集団から脱落した。
レース後、鈴木選手は涙を浮かべながら後輩選手の走りやビジョンに映し出される表彰式を見つめた。故障で欠場した昨年を経て、アジア大会を目標に調整を重ねてきた。「やるべきことはやってきたし、自身の経験を生かせると信じていたが、全く及ばず、皆さんに答えを出せなかったのは本当に悔しい」と語った。
失速の原因について「スピードが欠けていた。思ったよりも早い段階で間が開いてしまった。結果がすべて。受け止めたい」と声を震わせた。沿道の温かな声援には「応援が本当に大きかった」と感謝した。今後については「整理がついていない。少し考えます」と述べるにとどめた。
安藤選手は「絶対に離れてはいけないと思っていた。とにかく最後まで足だけは止めずにゴールするという思いだった」と振り返った。苦しいレースの中で「最後まで名前を呼んで応援してくれたおかげで走り切れた」と地元ファンに感謝し、「もう一度リセットして、ここからまたスタートを切りたい」と前を向いた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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