蒲郡市立図書館で30日、米国のロック歌手プリンスの企画展「New Power Generation(ニュー・パワー・ジェネレーション)」が始まった。6月14日まで。
プリンスは1958年生まれ。全米1位のアルバム「パープル・レイン」をはじめ、世界で1億5000万枚以上のレコードを売り上げた。今年で没後10年を迎える。
企画展は、著書「プリンス もう一つの小宇宙」で知られ、自称プリンス学芸員「ひろあつ」として活動する市職員、水野弘淳さん(52)が展示に協力した。2024年の初開催から今回で3度目となり、全国からファンが訪れている。
前回はヒット曲が多かった80年代に注目した展示だったが、今回は90年代以降にプリンスが「新しい力の世代」を意味する「ニュー・パワー・ジェネレーション」という言葉をバンド名やレーベル名に冠した活動の流れを、レコード、CD、雑誌など250点の資料で紹介する。中には白黒の写真集などの貴重な資料も展示されている。
また、期間中は全国からのファンをもてなそうと、水野さんが市内8カ所と連携した「おもてなしコラボ」を展開している。まぜうどんやコラボケーキ、クラフトビール、和菓子など、プリンスにちなんだ趣向を凝らしたメニューやキーホルダー、キャプションカードが楽しめる。
場所は、うどん屋「清田庵」(中央本町)▽蒲郡商工会議所内の飲食店「ガマカフェ&ベーカリー」(港町)▽カレー屋「フレカレ」(旭町)▽パン屋「ルパンルパン」(緑町)▽和菓子「梅月園六花」(元町)▽酒屋「まん天や」(同)▽革製品「靴logi」(同)▽竹島水族館(竹島町)-の8カ所。
初日から多くのファンらが来館し、展示品を眺めたり水野さんと懇談したりした。広島県から訪れたファンで、ホンダのバイク「CM400T」をベースにプリンス作品に登場するバイクを再現した「わらび餅」さん(38)も特別参加し、そのバイクを1日限りで披露した。
わらび餅さんは「初めて見に来たが、プリンスに対するすごい熱意を感じ、長年のファンだったことが分かった」と話した。
水野さんは「亡くなって10年たったが、まだ未発表曲が数多くあるのと、国内での知名度もまだまだなので、企画展を通して多くの人に発信していきたい」と語った。
入場無料。開館時間は午前9時から午後7時。6月1日、8日は休館。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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