豊橋市美術博物館で企画展「うずら―吉兆を叫ぶ鳥―」が開かれている。市制施行120周年記念。豊橋を代表するウズラに焦点を絞った展示は世界でも類を見ないという。9月13日まで。
展示物は全50件で、全4章で構成している。第1章「うずらと暮らす」は、ウズラの現状や歴史を紹介している。国内の野生ウズラは約700羽にまで激減し、絶滅寸前の状態にある。日本人との関わりは古く、古事記には雄略天皇が宮中の女性をウズラに例えたエピソードがある。江戸時代にはその肉のおいしさから野鳥の中でも一、二を争うほど重宝されたという。市農業企画課のキャラクター「うずラッキー」をはじめ、ウズラをモチーフとしたマスコットや関連グッズも紹介している。
ウズラは文化的な象徴としても愛されてきた。鳴き声が「ゴキッチョウ」(御吉兆)と聞こえることから縁起物とされ、江戸時代には鳴き声を競うブームが起こった。第2章「うずらにこめる」は、秋や恋を象徴する鳥として、京都の「深草」の地名とともに和歌に詠まれるのが定番となった流れを解き明かす。第3章「うずらをめでる」は、江戸時代後期にまとめられた飼育指南書や、ウズラがモチーフになった香炉や根付、絵皿などを紹介している。
第4章「うずらを描く」では、土佐派を代表する絵師、土佐光起による精緻な描写や、伊達家伝来とされる重要文化財「秋草鶉図屏風」(前期展示、8月16日まで)、47羽のウズラが描き込まれた桑名市博物館所蔵の「群鶉山菊図」右隻などが並ぶ。
一般・大学生800円、小中高校生400円。関連イベントとして県立芸術大学の本田光子准教授による記念講演会「絵の中のうずら」(8月2日、要申し込み)や、微笑亭さん太さんによる落語会(8月30日、同)、ウズラに関する協賛企業デーが予定されている。ギャラリートークは8月15日に開かれる。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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