【連載】サッカーにできること〈27〉シニアリーグ環境整備が急務|豊橋市サッカー協会会長 小林立治

2026/09/11 00:00(公開)
かもめ人工芝サッカー場
かもめ人工芝サッカー場

 日本では少子高齢化が緩やかに進んでいます。ここ豊橋でも同様です。2010年頃の約37万6000人をピークに毎年2000~3000人ほど減少しています。

 

 年代別内訳でみると主に40歳から65歳までの人口が多い市となっています。市の発表ではこのまま人口減少が進むと2050年では30万4000人程になると予想されています。

 

 我々協会が事業の主として行っている社会人リーグもその余波を受けざるを得ない形となってしまいました。15年ほど前、平成22年の社会人サッカーのリーグ編成では、成人と呼ばれるチームが48チーム、40歳以上のシニアリーグが9チームありました。そして現在、成人のチームが33チーム、シニアチームが12チームとなっています。成人チームが減少しシニアチームが増加する。この現象は近隣の豊川市、蒲郡市、田原市でも今後も続いていくものと考えています。田原市に至っては今年、成人チームが集まらず社会人リーグが消滅するという事態にまで発展してしまいました。

 

 そうした中で我々協会が出来ることは何かと日々模索しています。中でも構築することが不可欠なのがシニアリーグの環境整備です。年齢を重ねても大好きなサッカーを続けていける土俵をつくっていかなければなりません。

 

 この問題は他のスポーツでも同様にいえることではないでしょうか。また、スポーツの場はコミュニティーの場でもあります。同じ趣味を持った方が集まり、競技者も事業を運営するスタッフもそこに携わることで会話が生まれ日常の中で人と接する楽しさ、人生の豊かさをもたらすことができると思っています。

 

 競技として事業を行うだけではなく遊び感覚でも行えるユニークな大会の創設なども模索しています。同時に、かもめ人工芝サッカー場のようなけがをしにくいグラウンドの整備と設営も心がけています。

 

 我々はスポーツ協会として存在する以上、そのスポーツを通じて人づくり、そして豊かな街づくりを目指していかなければなりません。引き続き多くの方と手を取り合って来るべき未来への準備をしていきたいと思います。

 

シニアリーグの充実が課題
シニアリーグの充実が課題
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 虹の森 荒木工務店 住まいLOVE不動産 藤城建設 光生会 さわらび会
東三河に特化した転職サポート ひとtoひと hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー アーガスリサーチ アーガス 全国郷土紙連合 穂の国