【豊橋】航空宇宙産業への理解深める|時習館付属中1年生に出前講座

2026/09/12 00:00(公開)
宇宙港づくりを話し合う1年生=県立時習館高校付属中学校で
宇宙港づくりを話し合う1年生=県立時習館高校付属中学校で

 豊橋市の県立時習館高校付属中学校で10日、1年生を対象にした航空宇宙産業の出前講座が開かれた。北海道大樹町で商業宇宙港を運営する「SPACE COTAN」社員の金子広二さんとスタインズ・ロバートさんが講師を務め、宇宙やロケットについて紹介した。

 

 講座は県が中心となり地域の関係機関で構成する「あいち・なごやエアロスペースコンソーシアム」などが主催。ものづくり愛知の基幹産業の一つである航空宇宙産業への理解を深めてもらう狙いがある。今年4月に開校した付属中は、探究のテーマを模索する1年生の視野を広げようと受講を申し込んだ。

 

 金子さんとロバートさんは航空宇宙産業の全般を説明する中で、宇宙船はなぜ「船」なのかと問い掛け、宇宙も航空も言葉のルーツは海にあると紹介。疑問を持って調べれば知識が広がると伝えた。

 

未来の宇宙港づくり話し合う

 

 また、クイズ形式で宇宙はどこから始まるのか、ロケットは荷物と燃料のどちらが重いのかを質問。生徒が回答した後、講師2人は高度100㌔から宇宙が始まること、ロケットは燃料が総重量の約86%を占めて荷物より重いことを説明した。

 

 その後は「未来の宇宙港をプロデュースせよ」と題したグループワークが行われた。生徒は6グループに分かれ、講師に聞いたりインターネットで調べたりしながら、宇宙港づくりを話し合った。

 

 金子さんは「宇宙はまだあまり知られていない業界。将来、宇宙の仕事に興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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