田原市のサッカークラブ「TAHARA FC」出身の向坂希佑選手が、青森山田中学校サッカー部で活躍している。「第57回全国中学校サッカー大会(全中)」に出場する。全国屈指の強豪校で、左サイドバックとしてスタメン出場を続ける。
小学生時代はTAHARAでエースとしてチームを引っ張った。左利きを生かしたドリブルとスピード、強烈なシュートが持ち味のサイドアタッカーとして活躍。東三河選抜にも選ばれるなど、将来を期待される選手へと成長した。
進学先に選んだのは、地元から遠く離れた青森山田中だった。多くの有名選手を輩出した名門。「将来、世界で活躍する選手になりたい」という夢をかなえるため、寮生活を送りながらサッカーに打ち込んでいる。
今大会では先発を続け、チームの東北制覇に貢献した。「自分の武器は左足のキックの精度と、声を出してチームを鼓舞すること。ヘディングで競り負けないことも強み」と胸を張る。
青森での生活を通じて、最も成長したと感じるのが精神面だ。冬は青森山田恒例の雪中トレーニングも行う。「どんなにきつくても頑張らないといけない。2年生の頃は試合に全然絡めない時もあった。それでも諦めずにトレーニングを続けたら、報われました。メンタルが一番成長しました」と振り返る。
初めて立つ全国の舞台。「まずは9年ぶりの優勝をチーム全員で取りに行くこと。しっかり緊張も楽しみたい。その中で結果にこだわっていきたい」と力を込める。青森山田の代表としてスタメン出場するからこそ、責任も伴う。「選ばれなかった人やけがをした人らのためにも、体を張って、声も出していきたい。そして、いつもお世話になっている人に結果で恩返ししたい」。個人としても「将来に向けての全国大会にしたい。そして、優勝」と目標を掲げる。
TAHARAの松井雅明代表は、「全国出場おめでとう。ここまで来たら、あとは楽しんだ者勝ち。全国の舞台で思いっきりプレーしてきてほしい」と語った。
◇
大会は19日に広島県で開幕し、青森山田は北海道代表と対戦。15対0で快勝し、初戦を突破した。
私たちは未来を担う子どもたちの挑戦を応援しています
購読残数: / 本
2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
週間ランキング
日付で探す