田原市伊良湖町の渥美魚市場で25日、海洋水産資源の保護をテーマに環境学習会があった。市内を中心に県内の小中学生ら20人が、海中を探査する水中ドローンの操作などを体験した。
海や河川などの水域保全に取り組む「日本水中技術振興会」(名古屋市港区)が、地元の保全団体などと連携して田原市で初めて開いた。
この日は簡易プールで有資格者から水中ドローンの操縦方法を学び、市場に隣接した岸壁から機体を浮かべた。コントローラーで潜航や浮上、前進後進を操作しながら海底付近を探索した。
海中の映像は機体カメラから付属モニターへ送られ、海底を漂う海洋生物や浮遊するごみなどを確認した。
地元で水揚げされる魚の鮮度を保つ生け締めを体験。市場の清田幸広社長がさばいたカンパチやマゴチの刺し身を味わった。専門家らの講義で海の生き物や環境変化を知り、グループディスカッションで学びを深めた。
ドローンを操縦した祖父江匠真さん(泉小学校5年)は「海底でヒトデを見つけられた。海中を見る珍しい機会で、貴重な体験だった。もっと地元の海に関心を持ちたい」と話した。
振興会は過去、名古屋市などで干潟保全や海洋プラスチックごみなどをテーマに環境学習を開いてきた。代表理事の増田浩三さんは「渥美半島でも近海でアサリ漁獲量が減るなど影響が顕在化しつつある。近い将来に社会を担う子どもらが、身近な海の環境問題に関心を深めるきっかけにしたい」と述べた。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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