【陸上日本選手権】柴田侑「次は勝つ」 相場茉奈「気持ちの強さが足りない」 初の決勝で得た収穫と課題

2026/06/16 00:00(公開)
悔しそうな表情の柴田選手=パロマ瑞穂スタジアムで
悔しそうな表情の柴田選手=パロマ瑞穂スタジアムで

 9月のアジア大会出場選考会を兼ねる「第110回日本陸上競技選手権大会」が12~14日、名古屋市瑞穂区の「パロマ瑞穂スタジアム」で行われた。東三河ゆかりの選手では、男子5000㍍の柴田侑(城西大学4年、豊橋市出身)と女子1500㍍の相場茉奈(大東文化大学4年、同)の両選手が初の決勝進出を果たした。

 

 柴田選手は予選3組1位で決勝へ進んだが、決勝は13分59秒12で18位。「難しいですね、コンディション調整含め実力。自分の弱点が分かった」と分析し「応援してくれた皆さんに申し訳ない。優勝を目指していきます。絶対に次にやり返します」と誓った。 

 

 相場選手は4分20秒29の12位。スタートからスローな展開となったが、残り900㍍で田中希実選手が11人抜きで先頭に立った。相場選手は背中を追ったものの引き離された。「世界で戦う田中選手についていき、どこまで勝負できるか試したかった。後続に抜かれた時に焦ってフォームが崩れたのは自分の弱さ。今後はレースプランを崩さず冷静でいることを課題にしたい」と話した。「残り800㍍からでも勝ち切れるという田中選手の気持ちの強さが、自分にはまだ足りない。今季は日本選手権に出られるとは思っていなかったので、自分の急成長に気持ちが追いついていない部分もあった。7月のU23アジア選手権では、表彰台に登れる力をつけたい」と意気込んだ。

 

 その他の選手では、女子走高跳で矢野夏希選手(早稲田大学、豊橋市出身)が1㍍75で4位。女子5000㍍では伊澤菜々花選手(スターツ、豊橋市出身)が15分14秒29で6位。同種目で川口桃佳選手(ユニクロ、田原市出身)が7位、安藤友香選手(しまむら、豊川高校出身)が19位だった。

    ◇

 健闘したが決勝に進めなかった東三河ゆかりの選手は次の通り。(敬称略)

 男子400㍍=吉津拓歩(ミキハウス、豊橋市出身)▽男子400㍍障害=小川大輝(富士通、同)▽男子1500㍍=鈴木芽吹(トヨタ自動車)▽男子5000㍍=服部弾馬(NTT西日本、豊川高校)内田隼太(トヨタ自動車)吉居駿恭(同、田原市出身)吉居大和(同)野中優志(トヨタ自動車)▽女子800㍍=今枝瞳(中京大中京、蒲郡市出身)

 

田中選手㊧に食らいつく相場選手(左から2人目)
田中選手㊧に食らいつく相場選手(左から2人目)
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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