ケーブルテレビ局「CCNet(シーシーネット)豊川局」が制作した番組「永久(とわ)に語り継ぐ豊川に響く声のリレー」が、「第52回日本ケーブルテレビ大賞番組アワード」の奨励賞を受賞した。表彰式が23日、都内で開かれた。
1945年8月7日に豊川海軍工廠(こうしょう)への空襲で2500人以上が犠牲になった。生き延びた人たちが戦争体験を語り継いできたが、徐々に語れる人が少なくなっている。このような状況で、朗読で語り継ぐボランティアが活動している。戦後80年の夏、空襲を体験した93歳の女性と、語り継ぎボランティアをしている女子大学生が出会い、新たな朗読原稿づくりに取り組む姿を追った。約60分の番組で今年3月に放送した。
審査員は、大学生が悩む姿をカットせずに放送したことで体験者との関係性をうまく表現した▽制作者が話しやすい環境を整えた▽戦争を語り継ぐ難しさを表現できた―ことなどを評価した。
ディレクターの橋本真由美さんは「受賞をボランティアの大学生に伝えたら、活動の励みになると言ってくれたことがうれしかった。受賞がきっかけとなり、語り継ぎの取り組みを多くの人に知ってもらいたい」と喜びを語った。
シーシーネット豊川局は8月7~9日午後7時から放送する。豊橋ケーブルネットワークでは同15日午前8時に最初の放送がある。
購読残数: / 本
1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
週間ランキング
日付で探す