設楽町の県立田口高校林業科2年生が、アジア競技大会自転車ロードレースに出場する選手のための木製バイクラックの製作に取り組んでいる。奥三河のヒノキ材を使い、部材を分解すれば災害時用のベッドにも活用できる仕組みになっている。
自転車ロードレースは新城市作手白鳥の「鬼久保ふれあい広場」を発着点に、個人タイムトライアルが20日に、ロードレースは女子が22日に、男子が23日にそれぞれ開かれる。
大会組織委員会から今年2月に製作の依頼を受け、4月以降、2年生が「課題解決」の授業の一環で取り組んできた。大会期間中はバイクラックとして活用し、大会後には災害発生時に変形させてベッドとして活用させる「ウッドトランスフォーム」の仕様を採用した。計60基を製作することになった。
東栄町にある演習林で直径60㌢のヒノキを伐採して、学校で製材して加工した。ラックの大きさは高さ1㍍15㌢、幅2㍍30㌢、奥行き65㌢。自転車のサドルをかける保管タイプで、1基で4台分を収容できる。2基を分解して組み合わせると大人2人用のベッドになる。
3日には製作活動を支援する三菱UFJ銀行新城支店の秋吉壮一支店長ら3人が訪れ、機械での研磨や部品の組み立てなどの作業を手伝った。
林業科の林茅咲さんは「生徒が力合わせて製作しています。多くの人に田口高校生の技術を知ってほしい」と話した。
木製ラックは13日に納品し、鬼久保ふれあい広場と新城市内の宿泊施設で設置されるという。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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