豊橋市の「車寿司」(粕谷一彦社長)は25日、児童養護施設「豊橋若草育成園」を訪れ、同園と近くの障害児入所施設「豊橋ゆたか学園」の子どもたちに握り寿司を振る舞った。
子どもの頃から若草育成園と縁があった粕谷社長のこの時期恒例の慰問。母子家庭で育った粕谷さんは在園生と仲が良かった。施設に泊まることも多く、当時の園長にもかわいがられた。寿司職人として独立後、32歳から恩返しとして握り寿司の慰問を続けている。当初は2人で始めたが、現在は二代目の健一さんをはじめ職人も協力。今年は5人で訪れた。
両施設の子どもたちと職員のため、マグロやサーモン、エビ、卵、のり巻きなど計89人分の寿司を握った。子どもたちは職人の寿司を握る姿に目を輝かせていた。出来上がった豪華な寿司はみんなで昼食時に味わった。
粕谷社長は「恩返しのつもりで続けてきた活動も、年月を重ねるうちに、こちらが皆さまに支えられ、助けられていることに気づきました。最初の慰問の時にいた子も、もう孫がいてもおかしくない年齢。50周年という店の大きな節目を迎えられたのも、こうした温かいつながりがあったからこそです」と謙虚に語った。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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