オーストラリア原産のかんきつ類「フィンガーライム」の収穫作業が田原市で最盛期を迎えている。同市赤羽根町の鈴木亜紀奈さん(41)の温室では、市内の道の駅や大都市圏の飲食店へ出荷するため摘み取りや選別に追われている。
鈴木さんは主力の輪菊を補う新たな収益源として、2年前から転作用に栽培を始めた。約700平方㍍の温室で20品種以上を鉢植え栽培する。適度な温度と湿度を管理するため、一定時間ごとにミストで潤いを保つ。
指のような細長い形状からその名が付いた。この日収穫した「ミヤローズ」は長さ7~8㌢のオクラのような形状で、キャビアのように詰まった細かな粒状の果肉は弾けるような「ぷちぷち」とした食感と爽やかな酸味が特徴だ。
今年の収穫は前年並みの50㌔を目指す。鉢の大型化も進め、来年以降は倍増を見込む。収穫した2割をコーラなどに加工し、残りは果実として販売する。市内では伊良湖を除く2カ所の道の駅で取り扱っている。
鈴木さんは「飲み物に混ぜれば清涼感と果肉の食感を楽しめる。気象条件や園芸施設が集まる環境を生かし、将来は大産地にしたい」と話す。9月上旬から収穫と食べ比べができる体験も始める。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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