豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で17日夜、閉園後の園内を暗視スコープを着けて巡る初のプレミアムガイドツアー「KEEP OUT」が開かれた。参加者は、照明のない暗闇の園内を探検した。
午後6時頃にスタート。案内役は園の職員で獣医師の木谷良平さんが務めた。参加者は貸与された暗視スコープを手に、この日特別に用意したという「KEEP OUT(立ち入り禁止)」のテープを乗り越え、普段は入れない暗闇の園内を進んだ。
それぞれの飼育スペース前でスコープをのぞくと、昼間は巣穴にいる完全夜行性のアナグマが伸び伸びと過ごす姿や、ゆったりしているカンガルーの様子などを近くで見ることができた。バックヤードのアジアゾウ観察では、外敵のいない安全な環境下でゾウが横になって熟睡する生態や、群れをつくらず単独で暮らすオスゾウの習性などについて、専門的な解説があった。遠くから大きな鳴き声が響く場面もあった。
園の飼育動物約130種900頭のうち、夜行性は約10種で、夕暮れや明け方に活発化する薄明薄暮性を含めると約20種になるという。木谷さんは「明かりをつけなかったことで、動物たちがこちらを意識せず、本来の姿を観察できた。野生のフィールドで動物を探し出すような楽しさも味わってもらえたのではないか」と初開催の手応えを語った。
刈谷市から訪れた参加者は「スコープも思いのほか使いやすく、動物がはっきり見えて楽しかった。ぜひまた参加したい」と話した。
次回は来年の同時期になる見込み。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。