【のんほいパーク】入園料など2028年度から引き上げ 公費負担の縮減へ最大4倍値上げ 

2026/10/17 00:00(公開)
2028年度以降の料金改定方針を示したのんほいパーク
2028年度以降の料金改定方針を示したのんほいパーク

 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は経営改革の一環で、2028年4月から入園料や駐車料金を50%から最大4倍に引き上げる料金改定の方針を固めた。大人の入園料は30年間据え置いてきた600円から900円に上げるが、大人に含まれている高校生は400円とする。23年度から8カ年の経営改革で、方針が未定だった財政課題の対応が本格化する。

 

小中学生などは据え置き 高校生料金を新設

 

 料金改定案は15日の豊橋市議会消防建設委員会で示した。入園料はこのほか、年間パスポートが2000円から3000円に、70歳以上は市内在住者が100円から400円に、それ以外の地域は600円から900円に改める。小中学生の100円や、東三河の小中学生対象の「ほの国パスポート」は据え置く。

 

 駐車料金は平日に普通車、中大型車ともに一律50%値上げする。土日祝日など繁忙期は普通車500円、中大型車1000円に上げる。遊戯施設の1日利用券も50%増しとなる。

 

 2年後の料金改定に先駆け、市は来年3月の市議会定例会で料金体系などを記載する「都市公園条例」の改正案を提出する。

 

 園は経常経費に占める公費負担率を50%以下に抑える経営目標を掲げている。25年度の人件費4億6100万円は、対21年度比で2割増し。今後も料金を据え置くと負担率は28年度が62・3%、32年度は65・7%まで増える見通しだ。年間入園者数が現状の105万人程度で推移すれば、値上げにより28年度は44・3%、32年度も49・8%に改善できるという。

 

入園料値上げは利用者も一定理解 駐車場は意見割れる 

 

 主要公立動物園10園のうち4園が大人料金800円で、900円はやや高めの水準。園は改定を見据えて8月16日までの1カ月間、ホームページで1160人にアンケートした。入園料の値上げに「賛成」は73%、「やむを得ない」が18%で91%が理解を示した。適正額も「800円台」が33%、「1000円台」が31%だった。一方、駐車料は「500円台」が35%だったが「200円台以下」が33%で意見が割れた。

 

 同園の入園者数は25年度が104万人で、「ポケモン化石博物館」を開いた22年度の約113万人に次ぐ高水準だった。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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