「伊奈彦定『とよはし市電のある風景』原画展」が豊橋市小畷町の豊橋信用金庫本店営業部のロビーで開かれている。市の教育、芸術、まちづくりに貢献し、昨年2月に亡くなった伊奈さんが描いた豊橋鉄道市内線の作品12点を展示している。23日まで。
豊橋信金は東田、井原の両支店、駅前お客様センターの計3店舗のシャッターに伊奈さんの市電イラストを使用するなど、生前から親交があった。今回は家族の協力で、原画展の開催が実現した。
展示パネルでは一部パステル画も含め、昔の風景6点、現代の風景6点の水彩作品を紹介している。市公会堂と移転前の消防署の前を走る市電、「さようなら 柳生橋支線」のヘッドマークを付けた車両、前畑から東田坂上方面を望む風景、井原停留所の急カーブ、雪の豊橋鬼祭りと「ほっトラム」などの絵が楽しめる。本店の利用客が熱心に鑑賞しているほか、市電を愛する会の会員らも訪れているという。「市内電車の歴史を感じていただきたい」と豊橋信金の担当者。
本店はこのほど、ロビーをリニューアルした。応接室5室を新設したほか、窓口をローカウンター化し、くつろぎスペースも設けた。伊奈さんの原画展は、ロビーリニューアル後の第1弾の展示となる。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。