絶好の晴天に恵まれた3連休。東三河の各地では、伝統の祭りや各種イベントが相次いで開かれ、多くの見物客が秋のひとときを満喫した。
11日、中心市街地の5町で開幕した。三河田原駅付近の新町、萱町、本町では、からくり人形を搭載した「昼山車」(市有形民俗文化財)が各町内を巡行した。正午には田原まつり会館前で3台の「曳き揃え(ひきそろえ)」もあった。昼山車は12日も巡行する。
初日は午前10時半から順次、昼山車が各町内を巡行した。午後0時10分の「曳き揃え」で、まつり会館前に3台の山車が勢ぞろい。笛や太鼓の音色に合わせ、頭上のからくり人形がユーモラスな動きで来場者の目を引いた。
夜には5町で電飾や舞台を施した「夜山車(よやま)」が繰り出し、子どもらが手踊りやダンスなどのパフォーマンスを披露した。午後8時頃には歩行者天国とした「はなとき通り」に勢ぞろいした。
田原市中心部に秋を告げる田原まつりは熊野神社の祭礼として江戸時代から続く。
12日は午前10時10分から昼山車が巡行、同11時50分頃に三河田原駅前で曳き揃え。5町の大筒神輿は午後2時に出発する。
10日夜、田原市田原町で開かれ、有料観客席を含む約4万人が打ち上げ花火を楽しんだ。
午後7時に石黒功実行委員長の開会宣言で幕を開け、スターマインや10号玉など計4000発が秋の夜空を彩った。
打ち上げ場所に隣接する複合商業施設では敷地の一部に有料観覧席を特設。升席やテーブル席などで約2000人が見物した。付近の汐川右岸の遊歩道と接する市中央公園の一部はブルーシートを敷く家族連れやグループでにぎわった。
田原まつり5町花火大会から2年前に分離し、渥美半島観光ビューローを中心とする実行委が9月下旬に開いている。今年はアジア・アジアパラ競技大会の影響で、田原まつりとともに10月に変更した。
10、11の両日に豊橋市二川町で開かれた。11日には神社周辺の旧東海道で呼び物の伝統行事「神輿(みこし)渡御」が繰り広げられた。
五穀豊穣(ごこくほうじょう)や町内安全を願い、江戸時代後期から続く。二川町内の氏子4町(中町、東町、新橋町、南町)がそれぞれ1台ずつ山車を巡行するが、うち3町の山車は1865(慶応元)年に建造されたという。
初日夜の宵祭りでは、3町が特色ある「からくり山車」を披露し、迫力ある太鼓のたたき合いで会場を沸かせた。
2日目は、神輿行列がしずしずと進行し、道中では軽快な囃子(はやし)に乗せて練り歩いた。
同夜の後夜祭では、旧東海道に4町内の山車が集結した。また、駒屋駐車場周辺には「キッチンカー横丁」が登場。境内でもみたらし団子の販売や金魚すくいなどの露店が並び、親子連れらでにぎわった。
豊川市小坂井町の「こざかい葵風館」で開かれた。約8000人が訪れ、秋の一日を楽しんだ。東愛知新聞社など後援。
旧小坂井町の町制60周年記念事業として1986年、それまで商工会が中心となって行ってきた「納涼商業まつり」を「新小坂井まつり」に改称してリニューアルしたのが始まり。その後「こざかい葵まつり」となって小坂井地区の一大イベントとして定着した。
商工会加盟の店舗などによる62のブースが出店し、軽食や物品の販売に長い列ができた。ステージでは、小坂井中学校吹奏楽部による演奏や三河の笹踊りなどが披露された。またオープニングパレードでは、伊奈史跡保存会の会員による武者隊が初登場して会場を盛り上げた。
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