田原市中心市街地の5町で11~12日に開かれる「田原まつり」で、まつりの締めを飾る手筒花火作りが大詰めを迎えた。中心街の新町でも、女性だけの放揚団体「めなぎ連」が4日、手筒に縄を巻くなどの最終工程に取り組んだ。メンバーは「安全第一に、まつりの有終の美を飾りたい」と意気込んだ。
めなぎ連は、5町では女性限定組織の先駆けとして1992年に結成された。入会資格は町内在住の18歳以上で、今年度は19~78歳の28人が活動している。団体名は新町「八幡社」の神木「梛(なぎ)」にちなんだ。
今年は連長の山下千里さん、長谷川愛さんと知子さん姉妹、鈴木マサ美さんの4人が揚げる。
「アジア競技大会」の影響でまつりの開催が1カ月遅れるが、市内で調達したモウソウチクの品質は良好だという。町内の年齢別組織「魁新組」「大正組」と協力し、この1カ月間で調達から製造の工程を終えた。
この日は手筒本体に縄を巻き、筒内に残る突起を電動工具で磨いた。縄を結った「持ち手」を上下2カ所に取り付けて本体が完成。委託先の煙火業者が火薬を詰める。
山下さんは「本番では点火とともに緊張感が最高潮に達する。火の粉を浴び、底が抜けて爆発する『ハネ』までの数十秒間の感動は格別です」と述べた。
手筒花火と大筒の放揚は、同市田原町の「はなのき広場」で12日午後5時から。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。