豊川稲荷で24日、御縁柱建立式が開かれた。福山憲隆住職をはじめ関係者ら約80人が出席した。
72年ぶりの御開帳が11月1日から23日間、行われる。御縁柱は、秘仏「豊川吒枳尼眞天(だきにしんてん)」と五色の「善の綱」で結ばれる。柱に触れることは、秘仏に触れるのと同じだけのご利益があるとされる。
大本殿前の参道に高さ9・5㍍、70㌢角の柱を2本建てた。72年前に使われた柱を再利用したもので、削って整え、秘仏と深い結びつきのある「回向文(えこうもん)」と呼ばれる経の一節などを記した。
福山住職は「72年前の御開帳に使われた御縁柱が保管されており、再び使うことにしました。大勢の皆さんに参拝に来ていただき、柱に触れてご利益を授かってほしい」と述べた。奥の院の前にも高さ6㍍、30㌢角の御縁柱が建てられた。
御開帳は、秘仏が入っている厨子(ずし)の扉を開ける行事で、この時期に参拝すると、より多くのご利益があるとされる。豊川稲荷ではかつて、午(うま)年に御開帳を行っていた。今回は地域からの要望や、2024年にあった新法堂建立の報告をするために開催する。
期間中は、毎日のように御開帳祈とうが行われる。祈とうを受けると、普段は非公開エリアにある厨子の前まで行って参拝できる。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。