「第20回アジア競技大会」の自治体聖火リレーが29日、東三河4市であった。名古屋市で採火され、トーチにともされた聖火を豊橋市を出発点に総勢50人のランナーがつなぎ、それぞれのまちを駆け抜けた。
聖火は尾張と三河の両地区に分けた2コースでリレーした。東三河ではこの日、豊橋市を出発し、田原、新城、豊川の4市で計30区間を走った。
豊橋市は改修したばかりの「こども未来館ここにこ」で、長坂尚登市長から桃月なしこさん(市魅力アンバサダー)にランタンの種火をトーチに移して出発した。中心街を経て松葉公園を目指す約800㍍を9人が走った。
田原市は、先頭の大久保佳代子さん(市ふるさと大使)が三河田原駅前の複合商業施設「ララグラン」をスタート、沿道の声援に応えながら続く走者へトーチキッスでつないだ。
新城市はお笑い芸人のマヂカルラブリー村上さん(市観光大使)を筆頭に、この日最多となる13区間を16人で走った。最終の豊川市では、俳優の渡辺いっけいさん(とよかわ応援大使)ら14人が夕暮れ時の市陸上競技場周辺で無事、トーチリレーを終えた。
田原市第6区走者の柳田はるかさん(40)は市の公募で参加した。視覚障害を持ちながら音楽活動でも活躍、市の応援サポーターも務める。沿道からの声援に「感動で泣きそうだった。『目が見えなくてもできる』と知人の後押しで応募した。今ここにいられることに感謝して走った」と振り返った。
第一走者が私で大丈夫なんだろうかという不安や緊張があったが、ファンが応援に来てくれて、緊張がほぐれた。皆さんのおかげで何とか走り切れた。
友達や学校の先生ら、思ったよりたくさんの人が応援に来てくれて、頭の中が真っ白になった。少しは新しい自分になれたと思う。
遺伝性痙性対麻痺(いでんせいけいせいついまひ)で10年以上車椅子で生活している。中学まで車椅子陸上に取り組んだが受験で休止している。小学校の恩師など、お世話になった人の声援に感動した。
昨年度の市町村対抗駅伝で中学代表メンバーに選ばれた男女4人で走った。トーチが重かったので姿勢を保って並走できるか不安だった。たくさんの声援があったおかげで気持ちよく走れた。
皆さんの声援が身にしみました。おかげで足が動けました。聖火ランナーが楽しみで役割を快く引き受けました。
沿道に同級生らが駆け付けてくれた。豊川市民の代表としての責任を感じながら走った。年齢のせいか少しトーチが重く感じた。
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