豊橋技科大が日本一 宿敵・東大を破りNHK学生ロボコンで2年ぶり10回目

2026/06/17 00:00(公開)
優勝した豊橋技科大の森さん㊧と遠藤さんら
優勝した豊橋技科大の森さん㊧と遠藤さんら

 豊橋技術科学大学のロボコン同好会「とよはし☆ロボコンズ」が「NHK学生ロボコン2026」(14日、東京都大田区)で2年ぶり10回目の優勝を果たした。「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2026」(8月23日、香港)に日本代表として出場する。

 今年の競技テーマは香港の伝統武術をテーマにした「カンフークエスト」。手動または自動のロボットと完全自律型の2台が連携し、「槍」を組み立てて箱型の「秘伝書」を回収し、最終エリアの棚に並べるまでの課題でクリアした得点と時間を競う。

 

 予選を1位で通過した同大は、準々決勝、準決勝を勝ち進み、決勝は昨年敗れた東京大学。チームリーダーの遠藤暉迪さん(情報・知能工学課程4年)によると、部室に「東大倒す」と掲げ、相手の戦術を徹底的に研究して臨んだ。試合は開始直後に東大が始動トラブルに見舞われ、豊橋技科大もVゴール直前で「R2」が不調となったが、安定感とミス後のリカバリー力を武器に確実に得点を重ね、スピードで上回る宿敵を撃破した。

 

 目指すは世界一だ。遠藤さんと同好会代表の森福太朗さん(同)は高専時代、初の世界一を勝ち取った2023年のABUロボコンを見て「世界に通用するマシーンを作ってかっこいい」とあこがれ、同大に進学した。

 

 設計図などの資料を2000年以前から蓄積して共有し、明文化して後輩へつなぐなど先輩との交流が活発な伝統も武器だ。遠藤さんは「世界大会ではレギュレーションが異なるので、修正して臨みたい」と話した。森福さんは「負けてしまった他大学の思いも背負い、昨年の東大に引き続き、日本チーム2連覇を達成したい。あの代を超えたい」と意気込んだ。

 

安定感を武器に勝ち進んだ(提供)
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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