「第108回全国高校野球選手権愛知大会」は11日、8球場で2回戦17試合があった。東三河勢は3チームが試合に臨み、時習館、渥美農が勝ち進んだ。豊橋南は涙をのんだ。
時習館は明和と対戦。五回に1点を先制されたが、六回無死三塁から畑山の内野ゴロで同点に追いつくと、なおも2死一、三塁から渡會の右前適時打と柴田の適時内野安打で3点を挙げ、逆転に成功した。その裏に3点を失い再逆転を許したが、八回に敵失で出塁した河合を尾崎が犠打で進め、1死三塁から渡會が敵の野選を誘って同点。2死一、三塁で、代打の本明が適時内野安打を放ち勝ち越しに成功した。投げては先発の尾崎が完投した。
試合後、林泰盛監督は「疲れた」とほっとした表情を浮かべた。4失点完投勝利の尾崎については「3失点した六回はどうなるかと思ったが、よく立て直した。九回も崩れなかったのはメンタリティーの成長に尽きる。抱きしめてやりたいほど」と称賛した。六回裏に逆転された場面では選手たちに「1対0と思え。残りの七、八、九回で強くなろうとやってきたじゃないか」と檄(げき)を飛ばしたという。それに応えた打線は終盤に計4得点。林監督は「9番の大場から1番の大羽のつながりが機能した」と語り、猛打賞で3打点と活躍した渡會についても「勝負強さが素晴らしかった。きょうのキーマンは彼」と振り返った。
次戦は刈谷球場で犬山と対戦する。林監督は「明和など負けたチームの思いを背負って戦うのが高校野球。一戦必勝の思い、絶対勝つという強い気持ちを持って挑みたい。下手な試合はできない」と語った。
▽2回戦
○…刈谷…○
豊橋南
2000000 |2
2203002×|9
一宮起工科
(七回コールド)
(豊橋南)羽田野、井原―薮崎(一宮起)伊藤―阿部
○…春日井…○
渥美農
000000310|4
000000000|0
旭丘
(渥)金子―伊藤(旭)野口―河合
○…熱田…○
時習館
000003022|7
000013000|4
明和
(時)尾崎―河合(明)水藤、中西―重森
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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