菊消費拡大へ「父の日参り」ギフト JA愛知みなみが試行販売

2026/06/17 05:00(公開)
「父の日参り」ギフトのラッピング作業=田原市の「フラワーステーション」で
「父の日参り」ギフトのラッピング作業=田原市の「フラワーステーション」で

 JA愛知みなみは田原市産の菊の消費拡大へ向け、父の日(21日)に故人へ花束を手向ける「父の日参り」のギフトを試行的に始めた。関東を中心に初年度は関東の小売店を中心に出荷し、需要動向を踏まえて来年度から継続したい考えだ。

ラッピングされ出荷を待つ菊の花束
ラッピングされ出荷を待つ菊の花束

 同市赤羽根町の花き出荷施設「フラワーステーション」では、職員らがラッピング作業に追われる。仏花で用いる輪菊のほか色や形がさまざまなスプレーマムなどを4本程度に束ね出荷する。

 

需要落ち込む6月の消費喚起に

 

 初年度は5月下旬から作業を始め、週あたり約50束を出荷している。関東のホームセンターを中心に豊橋市の「道の駅とよはし」などの店頭に並んでいる。

 

 田原市は日本一の菊出荷量を誇る。JAによると近年は葬儀様式の変化などに伴い需要が低迷している。出荷本数はピークの2億3000万本から1億9600万本まで減った。中でも6月はもっとも需要が少ない。

 

 花き課長の太田隆弘さん(49)は「不需要期に花を贈る新たな習慣を根付かせたい」と意気込んだ。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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