豊橋市は25日、「豊橋祇園祭」(吉田神社例祭の花火と神幸行列)を、市の無形民俗文化財に指定したと発表した。24日付。今回の指定により、市内の指定・登録文化財は計142件となった。
約450年の歴史を持つ。江戸時代には吉田藩が後ろ盾となり、打ち上げ花火が「天下第一」と称されるなど、東三河一円の祭礼文化に大きな影響を与えた。現在は、金曜の「宵祭」での手筒花火奉納、土曜の「前夜祭」での打ち上げ花火、日曜の「本祭」での神幸行列(頼朝行列)の3日間で構成される。
豊橋祇園祭奉賛会の酒井数美会長は1967年の発足以来、地元と協力して祭りを支えてきた組織の歴史に触れ「無形民俗文化財への指定は諸先輩方にとっても悲願であり、心よりお礼を申し上げたい」と喜んだ。吉田神社の祢宜(ねぎ)の水谷昌泰さんは、花火の影に隠れがちだった神幸行列の重要性を指摘し「祭礼の根本は頼朝行列にある。地元の方や市民の方に改めてこの行列に注目してほしい」と呼び掛けた。
指定を記念し、約半世紀ぶりとなる頼朝行列の装束や道具の新調、修繕が進められている。また、大正時代以降途絶えていた「小祢宜」と呼ばれる子ども神主の役も復活させるという。
今年の豊橋祇園祭は、7月17~19日。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
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