豊川市野口町の「おがわ歯科口腔外科・矯正歯科」は、歯科麻酔医による全身麻酔下での治療を今月から始める。市民病院などの総合病院を除く施設では東三河で初めての取り組み。障害者や歯科恐怖症の人が安心して治療を受けられる。
全身麻酔治療をするために施設を拡張した。新棟を「ひだまり館」と名付け、1階は虫歯予防や定期メンテナンス専用のフロアにして、2階に障害者歯科・全身麻酔手術室を設けた。
障害を持つ人は治療中に突然、動いてしまうことがあり危険が伴うため、全身麻酔による治療が不可欠になっている。現在、東三河の患者は、名古屋市の愛知学院大学歯学部付属病院を紹介されることが多い。遠方のため治療を諦めるケースもあり、地元で治療ができる環境を整える。障害者のほか、強い歯科恐怖症や、口の中に物を入れると吐き気がする「嘔吐(おうと)反射」の強い人なども安心して治療を受けられる。子どもから高齢者まで対応する。治療後は日帰りでき、家族への負担も少ない。
また免許を返納した高齢者が歯科治療を受けやすいよう、片道30分を目安に送迎サービスを行う。
小川雄右院長は「通常の歯科治療が困難な人でも、安心して治療を受けられる環境を整えることができました。『ないものは創る』の精神で、これからも地域の歯科医療に貢献したい」と話す。
新施設の内覧会を11日午前10時~午後4時に開く。先着150人にオリジナルグッズをプレゼントする。問い合わせは、おがわ歯科(0533・89・0118)へ。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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