【蒲郡】竹島水族館に冷蔵庫寄贈|ホンポズ社長が思い出に貢献

2026/07/31 00:00(公開)
寄贈した冷蔵庫の前で目録を渡す石川社長㊨と小林館長=竹島水族館で
寄贈した冷蔵庫の前で目録を渡す石川社長㊨と小林館長=竹島水族館で

 蒲郡市西浦町で鉄道模型などの買い取り販売を手掛ける「ホンポズ」は、竹島水族館に冷蔵庫1台を寄贈した。30日、目録の贈呈があった。今年5月末に水族館の飼育用の餌を保管する業務用冷蔵庫が故障したことを知り、地域を代表する観光、教育施設を地元企業として支えたいとの思いによる。

 

 故障した冷蔵庫は戸舘真人副館長が私物を提供したもので、約20年にわたり使い続けた末の寿命だった。職員の桃井駿介さんによると、朝に開けると餌が全て溶けており、コンセントは接続されていたが動かなくなっていた。カワウソをはじめとする生物の餌を保管していたため、一時的に発泡スチロールへ保冷剤を入れてしのいだ。

 

 水族館がSNSで家庭に眠る冷蔵庫の提供を呼び掛けたのを見て、ホンポズ石川泰蔵社長が支援を申し出た。飼育員が最も使いやすい製品を選び、水族館が一般家庭用の新品を6月に導入した。容量は従来の1・5倍以上に増加。これまで入れられなかったものも保管でき、現場の使い勝手が大きく向上した。

 

 30日、石川社長は小林龍二館長に目録を贈り「地元であり、家族の思い出の場所に貢献できたことがうれしい。困っている人をすぐ助けられるよう会社を発展させたい」と話した。小林館長は「地域の皆さんに支えられている水族館としてはありがたい。地域に恩返ししていきたい」と述べた。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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