東三河では蒲郡市が名乗り ドラゴンズ2軍本拠地移転先 海陽など3カ所挙げる

2026/06/09 00:00(公開)
候補地の一つとされる蒲郡市海陽町の土地(提供)
候補地の一つとされる蒲郡市海陽町の土地(提供)

 プロ野球中日ドラゴンズが2軍本拠地の移転先の公募を発表した。中日新聞によると、東海3県の35市町から打診があったという。5月28日付朝日新聞によると、同日現在で誘致を表明・検討しているのは25市町だそうだ。東三河では唯一、蒲郡市が名乗りを上げているが…。

 

 中日球団が提示した候補地の主な公募条件は①立地は、バンテリンドームナゴヤから車で原則1時間以内。公共交通機関で無理なく来場できる場所②敷地は、利用可能面積が7万~8万平方㍍程度必要③必須施設として、メイン球場、サブ球場、サブグラウンド、屋内練習場、選手寮、クラブハウス、駐車場など④20~30年以上継続して利用可能であること。2030年代前半に移転を完了できること―などとなっている。締め切りは1次提案が7月17日で、詳細な2次提案は10月30日。来年5月ごろに優先交渉権者を決める。

 

 朝日新聞によると、これまで立候補している25市町は、誘致の理由について「スポーツとエンタメの候補地にしたい」「全国でスポーツで地域を活性化している事例が多く出ている。非常に夢のある話」などとその利点を挙げた。

 

 東三河では蒲郡市が唯一、名乗りを上げた自治体となった。今年3月の市議会一般質問で鈴木貴晶氏が中日ドラゴンズの2軍施設誘致について質問した。鈴木寿明市長は地域経済の活性化や雇用創出、子どもへの教育的効果などに期待を示し「ドラゴンズの選手が市民や子どもと交流する夢を見ながら備えていきたい」と答弁した。

 

 また市は「即時活用できる候補地はない」としつつも、検討対象として「形原公園グラウンドと陸上競技場とその周辺」「市民会館の移転跡地」「海陽町の未利用地」3カ所を挙げた。ただ、公園グラウンド周辺は十分な土地が確保できないとし、市民会館は面積を確保できるものの南北が狭く通常規模の球場建設に適した形状ではないとした。海陽町の土地は広さや形状は良好だが、県有地で商業用地であることから転用に多くの課題があるという。鈴木市長は1日の記者会見で「1次募集に向けて、可能性を今の募集要項に沿って検討している段階だ」と述べた。

 

 豊橋市では昨年の12月市議会一般質問で松崎正尚氏が誘致の可能性を質問した。長坂尚登市長は、候補として取り沙汰される総合スポーツ公園B地区について、都市公園法上の制限から特定団体や企業が占用する施設や寮の整備は極めて難しいと説明した。

 

 さらに「仮にハードルが越えられる条件緩和があったとしても、現在進めているB地区の整備基本計画や基本設計を白紙に戻さなければならず、現実的ではない。だが、まちづくりにとって夢のある話であり、何か生かせる可能性がないか注視したい」と述べた。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 虹の森 藤城建設 住まいLOVE不動産 光生会 荒木工務店 蒲郡信用金庫
東三河に特化した転職サポート ひとtoひと hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国