東三河の水がめ、新城市川合の宇連ダム(最大貯水量2842万㌧)の貯水率は、12日午前7時時点で0・9%に低下した。現地では有効貯水容量がゼロになった場合に、貯留水を活用する準備が進められている。
同日午前7時現在、豊川用水流域内の他の施設の貯水量(率)は、大島ダムが155万1000㌧(13・7%)、ダム2カ所と調整池の全施設を合わせた総貯水量は465万1000㌧(9・0%)となった。
県や豊川流域の自治体などでつくる豊川緊急渇水調整協議会は2月20日から2通りの緊急対策を講じている。新城市一鍬田の牟呂松原頭首工では下流の河川維持に必要な流量を確保して、それを超える部分の水を東部幹線水路へ流している。また豊川市の三上橋で下流必要量の水を牟呂用水へ送り込んでいる。
協議会はさらに有効貯水容量がゼロになった場合に、放流できないダム最低水位以下の水を利用する対策を講じる。水をポンプで吸い上げて下流に送る手法だ。宇連ダムでは貯水率が連日平均0・2㌽ずつ下がっている。えん堤近くの水面でパイプやポンプを設けて、その日に備えている。上流部では、干上がった湖底の範囲が広がった。かつての大嶋橋の遺構が見える。
水資源機構豊川用水総合管理所によると、宇連ダムの貯水率が0%になれば2019年5月以来となる。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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