田原市の「仁崎キャンプ場」で26日、ミニバイクの愛好者らが集う「第1回たはらカブミーティング」が開かれた。県外を含む1100台超のオーナーが参加し、愛車自慢やバイク談義に花を咲かせた。
この日は午前10時の開場時から、大勢のバイク好きが自慢の愛車で乗り付けた。人気の「スーパーカブ」「ゴリラ」などのミニバイクのほか、往年の名車や旧車などもずらりと並んでキャンプ場を埋めた。
ベース車からタンクや足回りなどの部品を改造する人も多く、参加者らは気になる車両オーナーとの情報交換するなど盛り上がった。
岡崎市から参加した70代男性は1953年発売のホンダ「カブ」を持ち込んだ。当時は経営難だったホンダが全国の自転車店に原動機や燃料タンクなどパーツを売り込み、自転車に載せた原型版だ。大ヒットでのちに自社量産するなどホンダの窮地を救った名車で知られる。
山下政良市長は愛車のホンダ「ゴリラ」(排気量50㏄)で訪れた。以前愛用していた同社「モンキー」が盗難に遭い、5年前に中古で入手したゴリラをベ-スにタンクやフェンダーなどを置き換えたという。山下市長は「公務で公道を走る機会が減ったが、エンジンは毎日かけて、いい状態を保っている」などと自慢した。
会場には三河湾をバックに愛車と記念写真が撮れるスポットやバイクグッズなどを販売するフリーマーケット、田原署など関連団体のPRコーナーを特設。場内のスタンプラリー達成者向けに公式グッズや特産品が当たる「ガラポンくじ」や協賛団体の景品が当たる「お楽しみ抽選会」など関連イベントで盛り上がった。
カブミーティングはライダーの観光誘客でまちを活性化させようと、地元愛好者でつくる「田原バイク部」が実行委員会を組織した。昨年4月のプレイベントを経て、今年から4月最終日曜の定期開催を決めた。来年は4月25日に開く。
実行委員長の鈴木重則さんは「バイク好きが田原市を訪れ、地元関係者の協力でまちを元気にしてくれる。想像以上の来場者数でこれほどうれしいことはない」と感謝した。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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