渥美半島道路は「伊良湖クリスタルライン」に 公募作から田原市が命名 発案者「電照菊の夜景がヒントに」

2026/06/06 00:00(公開)
終着点の「道の駅伊良湖クリスタルポルト」
終着点の「道の駅伊良湖クリスタルポルト」

 田原市は、市内の一般道を生かした強靱(きょうじん)で信号のない道路網の早期実現を目指す「渥美半島道路」について、愛称を「伊良湖クリスタルライン」に決めたと発表した。

 

 5月18日までに市内在住、在勤や在学の人が54件を応募。市の検討委員会で選んだ。

 

 提案者によると「日本一の電照菊の産地で知られ、夜はガラスハウスの明かりがクリスタルのように美しく輝く情景を想像した」と命名理由を説明した。「道の駅伊良湖クリスタルポルト」を目指す経路も踏まえ、誰もが分かりやすく覚えやすい名前を意識したという。

 

 市の検討委は、市外から伊良湖岬や道の駅へ続く道の分かりやすさを評価。花のまちを象徴する電照栽培施設の明かりをクリスタルに例えた発音の響きや、読みやすさと覚えやすさも選定理由に挙げた。

 

 伊良湖クリスタルラインは、同市緑が浜の三河港臨海部を起点に同道の駅付近を終点とする約30㌔が対象区間。観光や農業の物流に能登半島地震を機に重要課題に挙がった「半島防災」を支える幹線道路網と位置付けられる。今年3月に県が整備方針でルート案を示した。

 

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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