農業の総合支援を手掛ける「イノチオホールディングス」(豊橋市向草間町)の石黒功会長が、ビジネス経験に基づき謙虚さや徳の重要性を説いた初の著書「目立たないのにうまくいっている~謙虚な人の習慣」(あさ出版)を発刊する。主要書店などで31日に発売する。
117年の歴史を持つ社業を通じ、創業者の利平氏から父功三氏を経て受け継いだ「謙虚であるための習慣」の大切さを説いている。
「謙虚さ」とは自分を小さく見せることではなく、大きな成果や実りを結ぶための確かな生き方と位置付ける。具体的には「靴をそろえる」「ごみを一つ拾う」「店で感謝の言葉を伝える」といった何気ない日常での心掛けからその体質が身に付くとしている。
これら謙虚さを習慣付ける方法に、人や家、会社の三つの徳が肝心だという。石黒会長は「会社では経営者、社員がそれぞれ積んだ徳を共有できれば『社徳』となる。これが創業117年続いた会社の基盤と思う」と振り返った。
また、石黒会長が個人的にも多大な影響を受けた稲盛和夫氏(京セラ創業者)ら、尊敬する各界著名人らの考え方も交え説明している。
社会人50年、社長就任35年。今年6月に長男信生氏へ経営をバトンタッチした。社長交代を機に自身の経験や人との出会い、気付きを整理したいと一念発起。1年前から編集者らの助言を受けながら準備を進めた。
A5判224㌻、税別1720円。東三河では精文館書店や豊川堂などのほか、インターネット書店で販売する。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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