新城市指定無形文化財の「立物花火(たてものはなび)」は10月17日に奉納される。同市平井にある八幡神社の祭礼用花火で「立物花火保存会」が準備を進めている。今年は「新城開府四五〇年 亀姫入城の図」を題にした。
江戸時代中期に始まったと伝わる。新城藩主らが参勤交代で江戸に赴いた際、両国花火を見て、技術や資料を持ち帰って奉納したのが始まりという。毎年10月、八幡神社祭礼時に執り行われ、1961年に市指定文化財となった。
高さ22㍍の親柱と副柱を立て、これに木製の背板(縦10・8㍍、幅3・6㍍)に模様の枠12枚(1枚縦1・2㍍、幅1・8㍍)を張る。背板に点火すると左右の模様枠が観音開きとなって絵柄が登場する仕組みで、巨大な絵を浮かび上がらせる仕掛け花火だ。
今年は、新城開府から450年の節目だ。新城城が築かれ、奥平信昌と徳川家康の娘、亀姫の夫妻が入城した。絵柄では城と亀姫、奥平家の軍配うちわなどを描く。
6日、地元の広場で、絵の輪郭となる場所に薄い板を取り付けた。保存会長の石原暢久さん(59)は「今回は37年ぶりに背板を新調した。ここ2年は気象条件がそろわなかったので今年こそはきれいな花火を披露したい」と意気込みを語った。
当日は新城中学校グラウンドで午後7時半から。少雨決行。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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