国重要無形民俗文化財「豊橋鬼祭」が10日、豊橋市八町通3の安久美神戸神明社で始まった。暖かさを増し春の訪れを感じる空気の中、青鬼が裃(かみしも)姿の氏子と威勢のいい「あおーッ」の掛け声とともに出動した。
1000年以上の歴史があり、毎年2月10~11日に開かれる。豊作と無病息災を願い、田楽に日本建国の神話を取り入れた神事で、1954年に県無形文化遺産に、80年に国重要無形民俗文化財に指定された。
午前10時頃、「あおーッ」の掛け声とともに、青鬼が従者らを従え出動した。市立八町小学校など地域の子どもたちや参拝者が囲む参道を通って社殿の前にある儀調場まで歩き、天岩戸の神話になぞらえた「天岩戸開きの神事」を宇受売命ら舞姫を演じる子どもらとともに奉納した。最後に青鬼と氏子、子どもらが厄よけのタンキリ飴を舞台の上からまいた。
11日は午後1時20分頃から、豊穣を祈り災厄などを払うため矢を射る「御的神事」、同2時からは天狗(てんぐ)と赤鬼とがやりとりする祭りのハイライト「赤鬼と天狗のからかい」を予定。同3時からは白い粉や飴を力強くまきながら、赤鬼が氏子らと町内を回る「門寄り」がある。門寄りで赤鬼と天狗がどこにいるかはスマートフォンアプリ「おにどこ」で確認できる。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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