県立時習館高校の卒業生で公認会計士の岡本篤始さんが7日、母校で「公認会計士から見た企業と会計学」と題して講演した。時習館が地域の他校と連携して取り組んでいる授業で、同校と豊橋商業高校の生徒計84人が参加した。
岡本さんは株式会社の仕組みについて解説した。17世紀の東インド会社による貿易船の調達などを例に挙げ「世の中のお金を集めて効果的かつ大規模な事業を展開するのがその趣旨」と分かりやすく話した。
そのうえで会計は「出資したお金がちゃんと使われているのか、もうかっているのかを確認するうえで大切なこと」と説明、企業の経済活動の内容や実態を把握、理解する指標になるものだとした。
公認会計士は監査や会計の専門家として、会社が作った決算書をチェックするのが仕事の一つ。法律に基づいて企業の財務情報の信頼性を確かめる法定監査は公認会計士しかできない役割だと述べた。「公認会計士は市場の番人。税務やコンサルティング、企業内会計士など、幅広く活躍できる。難関試験に合格し、その後も一生勉強し続ける必要があるが、年収も信用もあり、働き方の自由度が高い」と紹介した。
自身は就職期に世界金融危機があったこと、会計士の話を聞く機会があったことから公認会計士を目指し、3年半をかけて資格試験に合格したという。大手監査法人やコンサル会社などを経て、豊橋市で独立した。こうした経験から「自分で選択すること、どうありたいかを探すことが大切」などと語り掛けた。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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