【中日】井上監督、2年目ボスラーは三塁・外野の便利屋起用か/浅尾コーチ、金丸・中西・草加に「計35勝」期待

2026/01/31 00:00(公開)
陣容を明かす井上監督と浅尾コーチ=蒲郡市内で
陣容を明かす井上監督と浅尾コーチ=蒲郡市内で

 プロ野球は2月1日に全12球団がそろってキャンプインする。昨季4位の「中日ドラゴンズ」の井上一樹監督と浅尾拓也投手コーチが蒲郡市内で開かれたトークイベントなどで今季の展望を明らかにした。

 

 昨季は立浪和義前監督から引き継ぎ、4位で3年連続最下位からの脱却を果たした。けがから復帰した上林誠知選手や大野雄大投手、リードオフマンの岡林勇希選手らの活躍はあったが、4番で期待していた石川昂弥選手の不調、細川成也選手が5月から途中離脱し、苦しいかじ取りとなった。「春季キャンプで描いていた構想が思うように進まなかった。期待していた選手が春先から眠ったままだった」と話した。浅尾コーチは、一昨季までは2軍コーチ。初めての1軍コーチで「反省も多い」としながらも、抑えの松山晋也投手の離脱時に他の選手がカバーしてくれたことを収穫として挙げた。一方、昨季は1点差の試合で27勝31敗。逆転負けは28のリーグワースト4位で、中継ぎ陣が崩れる場面もあった。「粘りが足りなかった」と課題も指摘した。

 

 今季の構想について、井上監督は「投手陣は大野雄大投手に頼りきりでは駄目。中10日くらいで良い状態で投げてもらうくらい若手がもっと出てきてほしい」と語った。浅尾コーチは主戦候補の髙橋宏斗投手と、ルーキーの中西聖輝、金丸夢斗、草加勝、若手投手に注目しているとし、「彼らで計35勝くらいしてくれると非常に心強い」と期待を寄せた。髙橋投手は今季主将に就任。昨季8勝にとどまったが、「本当に真面目で、朝早くから来て野球のことを考えている。こちらが何も言わなくても自分でやれる選手」と高評価。一方「状況に応じて押すところとかわすところを使い分けてほしい」と奮起を促した。金丸夢斗投手は昨季2勝だったが「非常に研究熱心で、アドバイスを吸収しようとする姿勢が伝わってくる」と成長に期待。中西投手の起用について浅尾コーチは「まずは先発で。自分も経験があるが、先発から中継ぎへの転向のほうが比較的スムーズにいける」と語った。

 

 野手陣について井上監督は「今年も正捕手は石伊雄太選手。彼の肩の強さとインサイドワークには期待している」と明言した。内野のポジション争いについては、高橋周平選手、福永裕基選手、石川選手らが三塁のポジションを争う激戦区。2年目のジェイソン・ボスラー選手については「非常に器用なので、外野も三塁も守れる。状態が良ければ積極的に使っていく」とした。

 

 今季は本拠地のバンテリンドームに「ホームランウィング」が設置される。そのなかで、大リーグ通算164本塁打のミゲル・サノー選手を獲得した。「三塁は難しいので一塁で使うことになる」としながらも「簡単にポジションを与えるのではなく、競い合って勝ち取ってほしい」と期待した。

 

 6年ぶりのAクラス、15年ぶりの優勝に向けて、井上監督は「いつまでも初心者マークは付けていられない。勝ち負けにこだわる非情な采配も辞さない覚悟」とし、最低ラインを「Aクラス」と明言した。「まずはクライマックスシリーズを本拠地で開催するために、2位以上を目指すことが大事。チケットが取れないほどの熱狂を本拠地で作ることが僕の使命だ」と意気込んだ。

期待の髙橋投手
期待の髙橋投手
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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