地域の祭りを守れ 任意団体「伝統を未来へ」がNPOへ 設立総会で代表理事に樋口さん選任

2026/02/10 00:00(公開)
「伝統を未来へ」のメンバーたち(前列中央が樋口さん)
「伝統を未来へ」のメンバーたち(前列中央が樋口さん)

 豊川市を拠点に活動する任意団体「伝統を未来へ」はこのほど、NPO法人になるための設立総会を同市諏訪2の「ドルチェ」で開いた。代表理事に樋口梨紗さん(42)を選任した。5月1日に正式にNPOになる。

 

 地域の祭りや伝統行事が少子高齢化もあり、担い手不足で苦しんでいる。そこで子どもたちに手筒花火の体験を通して、祭りの魅力を知ってもらおうと、豊川青年会議所が中心となって2023年に活動を開始。その後、任意団体として続けてきた。多くの人に信頼されるNPO団体になれば、活動がよりしやすくなると判断した。メンバーは元青年会議所の会員、公務員、祭り関係者ら。

 

 地域の子どもたちと、その親を対象にミニ手筒花火を作ってもらい、「とよかわ輝まつり」の中で子どもたちに出してもらう。子どもたちは会員たちが用意した竹に縄を巻くなどの作業をする。安全性に配慮し、本物の手筒花火ではなく、筒の中におもちゃ花火を入れ、手筒花火に見立てて出す。

 

 樋口さんは「このままでは地域の祭りが、担い手不足で消滅する可能性がある。手筒体験を通して祭りに興味をもってもらい将来、祭りに参加する子が一人でも増えれば」と話した。

とよかわ輝まつりでミニ手筒花火を出す子どもたち
とよかわ輝まつりでミニ手筒花火を出す子どもたち
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竹下貴信

1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。

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