【衆院選2026】愛知14、15区 自民前職の今枝氏、根本氏ともに6選 比例東海の山本氏も当確

2026/02/09 00:00(公開)
今枝氏の当選を喜ぶ支援者ら豊川市の選挙事務所で
今枝氏の当選を喜ぶ支援者ら豊川市の選挙事務所で

 第51回衆院選は8日投開票された。東三河の愛知14区、15区はいずれも自民前職の今枝宗一郎氏(41)と根本幸典氏(60)が制した。NHKは投票終了後間もなく両氏の当確を出した。いずれも6選で、事務所に集まった支持者が喜びを爆発させた。また、比例東海ブロックの単独候補で自民党名簿搭載順位1位の山本左近氏(43)も当確となった。注目の比例東海ブロックの開票は9日未明まで続き、小選挙区で敗れた陣営などが開票速報を見守った。

減税など訴えた今枝氏・14区

 

 豊川市新豊町の今枝宗一郎氏の事務所には、午後8時前から支持者が詰めかけた。テレビが開票速報で当選確実を報じると、支持者から大きな拍手が起きた。今枝氏は公務で事務所に来られなかったが、オンラインであいさつし、支援者に感謝の言葉を述べた。

 

 自民系県議や市町村議らが支援した。大票田の豊川市を中心に、北設楽郡から蒲郡市や幸田町まで南北に広い選挙区を精力的に巡った。副大臣の仕事で選挙期間中の4日間、地元を離れたが支援の輪を広げた。公明党の支援を受けない初の選挙だったが、影響を最小限にとどめた。

 

 今枝氏は「物価高対策として食料品の消費税を0%にして給付付き税額控除を実現する」「愛知14区に半導体やデータセンターなどの新しい産業の誘致を目指す」「給料と年金が上がっていく社会を実現する」などと訴えた。中小企業支援として賃上げや生産性向上の助成金の拡充、価格転嫁しやすい環境づくりなどをしていく考えを示した。総決起大会に小野田紀美・経済安保相らが駆け付けたこともあった。

 

 初の今枝氏不在の開票日となったが支援者からは「出世した証拠。次は大臣、その先は総理に」の声が聞かれた。 

支持者らと万歳する根本氏(中央)豊橋市の事務所で
支持者らと万歳する根本氏(中央)豊橋市の事務所で

根本氏は産業振興の実績協調・15区

 

 自民前職の根本氏は豊橋市西幸町の事務所で待ち構えた大勢の支援者らと万歳し、厳しい戦いを勝ち抜いた喜びを分かちあった。

 

 前回まで友党だった公明は立民と連携、最大2万に上る票が計算できなくなった。過去にない厳しい戦いを強いられた陣営。公示日から陣営には常に張り詰めた空気が漂い、演説会会場や街頭での根本氏の表情からもうかがえた。

 

 選挙中は毎晩、個人演説会を開いて既存の支持層を着実に固めていった。党内から小林鷹之政調会長や片山さつき財務相、鈴木憲和農林水産相らも相次いで応援に駆け付けた。さらに高市早苗首相の人気で無党派層の掘り起こしも進んだとみられる。

 

 初当選から13年余りで党農水部会長や農水副大臣を歴任。この間、農家の後継者育成支援制度の拡充や食の安全保障を推進した。大産地を選挙区に持つ背景を生かし「野菜振興法」の制定などにも意欲を見せた。

 

 インフラ関連でも東名高速道路のスマートインターチェンジ誘致に貢献。国政進出時に掲げた「浜松湖西豊橋道路」は着工目前。農政やインフラなど積み重ねた産業振興の実績を訴え、支持層を着実に固めた。

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