バスケットボールの「三遠ネオフェニックスU15女子」が、「京王 Jr.ウインターカップ2025~26 第6回全国U15バスケットボール選手権大会」(1月4~8日)に初出場する。JBA推薦枠での選出で、初戦は4日に「伊那 GOLDEN PHOENIX」(長野)と対戦する。
11月の県予選では準決勝で敗れたが、3位決定戦で「星城ブルーイーグルス」を68対52で破り、全国切符をつかんだ。3位決定戦で選手たちは集中力を切らさなかった。開始直後に齋藤夏主将がシュートを2本決めるなど活躍した。「チームが苦しい時に攻めて点を取り、流れを持ってくるのが役割。自分が下を向いているとチーム全体のやる気もなくなる」と全力プレーで盛り立てた。
小畑亜章子ヘッドコーチは「言われる前に、自分たちで『ここが駄目だ』と指摘し合える強さがある」と評価。指導方針について「育成世代なので、ポジションレスで1対1でゴールにアタックする力とハードな守備を身につけさせることを重視している」と話す。齋藤主将や司令塔の西村みらい選手、予選ベスト5の鈴木千愛選手らが中心で、全員がボール運びやシュート力を持つ。齋藤主将は「全国大会出場は特別なこと。保護者やチームメートへの感謝をプレーで表現したい。チームのモットーの『常に120%』を徹底して、一つでも多く勝ちたい」と力を込めた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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