豊橋市出身で大東文化大学3年の相場茉奈選手が、学生生活最後の1年に向けて決意を固めている。持ち前のスピードを武器に、トラック種目での日本選手権入賞と、チーム悲願の駅伝初優勝を目標に、勝負のシーズンへ走り出す。
昨季、「競技と授業の両立が難しかった」と苦悩を明かす。練習時間の確保に苦慮しながらも、昨年末の富士山女子駅伝では1区の大役を任され、トップと8秒差の5位でたすきをつないだ。チームは5区でサラ・ワンジル選手が首位に躍り出る快走を見せたが、結果は3位。4年生となる今年は授業数も少なくなる予定で、「ラスト1年はしっかりと陸上に専念して、調子を上げていきたい」と前を向く。
今季、ターゲットに据えるのはトラック競技だ。日本選手権の参加標準記録である1500㍍4分17秒50の突破、さらには大会での表彰台を目標に掲げる。豊橋南高校時代から中距離を得意とし、3年生で東海大会の1500㍍で優勝した。大学進学後は、2年生で「日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)」の1500㍍で表彰台に上るなど、全国の舞台でも存在感を示してきた。
一方で課題も見えた。「長い距離になった際、ラスト100㍍で心拍が上がった状態でのスピードがまだ出しきれない」と分析する。この「スピードの持続力」の克服が、駅伝での飛躍にも直結する。
駅伝に向けては「自分が底上げをしないと優勝はない。どこの区間でも走れる状態を作っておきたい」と語る。エースの野田真理耶選手やワンジル選手ら強力な布陣とともに、2大駅伝の初優勝を狙う。
進路については「まだ悩んでいる」と正直な胸の内を明かす一方「五輪や世界選手権の出場」という大きな夢がある。「サラと一緒に練習するようになって、思いが強くなった」と相場選手は話している。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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