県建築技術研究会東三支部は6日、県立時習館高校付属中学校舎の工事現場見学会を開いた。豊橋工科高校と時習館高校の生徒ら計80人が参加した。
新校舎は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造で、延べ2098平方㍍。職員室や視聴覚室が入る1階と、普通教室などが入る2階がある。生徒はヘルメットを着け、床板や採光用の窓、扉などを取り付ける前の状態を見て回った。
限られたスペースを有効活用するため、建物中央に廊下を配し、左右に教室などがある中廊下式となっている。生徒が主に使う2階は天井高を7・5㍍と大きく取り、高窓を設置。採光性や通風性を確保している。
教室と廊下の間には多連引き戸を、少人数教室の中にはレールに沿って移動と格納ができる間仕切りを導入する予定で、学びの形に合わせて融通が効く。2階の窓は下部が小さく、上部が大きくなっており、転落事故を防ぐ。
建物の断熱性も高く、窓も高断熱、高遮熱の低放射ガラスが採用されており、空調の効きも良い。生徒はさまざまな工夫に感嘆の声を上げていた。
豊橋工科建築デザイン科2年の竹尾和真さんは「洗練された公共施設のようにおしゃれで、壁にも吸音材が使われているが先生の声がよく聞こえるように考えられている。学びやすい空間が造られていると感じた」と語った。
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