【蒲郡】半世紀にわたり「デゴイチ」を手入れする会に教育表彰

2026/02/03 00:00(公開)
デゴイチの前で賞状を持つ鈴木さん(前列左から2人目)と壁谷教育長(同右)ら=蒲郡市博物館で
デゴイチの前で賞状を持つ鈴木さん(前列左から2人目)と壁谷教育長(同右)ら=蒲郡市博物館で

 蒲郡市博物館の敷地内に展示される蒸気機関車の「D51」(デゴイチ)を月に1度清掃する市民グループ「蒲郡SLを守る会」が、1日で活動50年を迎えた。この日、市教育委員会から今年度の教育表彰を受けた。

 

 蒲郡にデゴイチが来たのは1973年。展示場所は三河港のすぐそばで、海風にさらされる。放置すると車体などがさびてしまう。このため、D51の201号機という機関車のナンバープレートにちなんで昭和51(1976)年2月1日に当時の国鉄職員らが会を結成した。

 

 毎月第1日曜に集まって、清掃や維持活動に励んでいる。特殊塗料や工業用油などの専用道具を使い、車体や運転台などを会員たちが拭き上げている。他にも毎年5月5日に「SL写生大会」を開催するほか、冬には合格祈願で「すべらない砂」の配布を続けている。

 

 この日午後1時半、壁谷幹朗教育長が「海辺にあるのに、良好な状態で見られるのは皆さんの活動のおかげです。日本の産業などを支えた車両を子どもたちに伝えられる。教育にも役立っています」と述べ、前会長の鈴木覚さん(86)に表彰状を手渡した。

 

 鈴木さんは「柵もなく、車輪や運転台を見られるのが蒲郡のデゴイチ。車体の構造などの説明文があればもっと良いと思う」と話した。

 

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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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