【書道×スーツ×バスケ】三遠色の「勝ち色ネクタイ」、目標150万円へ2月17日まで支援募る 「WE ARE ONE」を胸に

2026/02/15 00:00(公開)
ネクタイを身に着ける中川さん㊧と鈴木さん=豊橋市内で
ネクタイを身に着ける中川さん㊧と鈴木さん=豊橋市内で

 豊橋市と大阪市を拠点とするオーダースーツ店「SERENO(セレーノ)」、豊橋市出身のデザイン書道家の鈴木愛さん、バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」が、挑戦者を鼓舞する「勝ち色ネクタイ」を制作している。現在、クラウドファンディング(CF)で支援を募っている。14日現在、目標金額150万円に対し、62万2000円集まっている。17日まで。

 

 きっかけは約2年前、セレーノ代表の中川知美さんと鈴木さんの出会いにさかのぼる。当初はスカーフを検討していたが、三遠のスポンサーとして選手らのスーツを手掛ける縁から、ネクタイ制作に決まった。

 

 デザインの肝は鈴木さんが編み出す「ダンボール文字」だ。筆よりもシャープな線が出るダンボールを使い、球団との合言葉「WE ARE ONE」などの言葉を書き上げた。アルファベットを縦書きに配置することで、一見すると幾何学模様のようでありながら、着る者だけがその意味を知る「秘めた御守り」の仕掛けを施した。文字の間隔や空間にリズムを持たせ、色はえんじ色をベースに黒のグラデーションをかけ「静かなる闘志」を表現。女性がバッグに巻くなどの使い方もあり、性別を問わず楽しめる。

 

 中川さんは田原市出身。高校時代に裁縫にはまり、自ら採寸、型紙作成、裁断までの一連の工程を経験し、基礎を身につけた。パーツが多く立体的に作られるスーツの奥深さ、テーラーの一針一針縫う高度な技術に強くひかれた。

 

 市内の縫製工場や衣料品店の勤務を経て、店の代表に就任した。「装いが人の心を変え、行動を変える」という哲学の下、100人以上のトップアスリートらの勝負服を手掛けてきた。

 

 資金は生産費や広報費に充てられ、ネクタイは3月中旬に発送予定。中川さんは「男女問わず勝負の時に選ばれるアイテムになればうれしい」と語る。鈴木さんも「選手が着けることで、サポーターが身に着ける意味もさらに増す」と期待を寄せている。 

 

 詳細は特設サイトから。

静かなる闘志を表現した(提供)
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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