「ながら・加藤建築」の加藤さんがあいちの名工受賞

2024/11/20 00:00(公開)
大村知事㊧と記念撮影する加藤さん夫妻=県庁で(提供)

 豊橋市石巻本町の「ながら・加藤建築」の加藤泰久さん(57)が、今年度の県優秀技能者表彰(あいちの名工)を受賞した。表彰式が18日、県庁であり、大村秀章知事から表彰された。

 

 加藤さんは高校卒業後、大工の修業を始め、家業を継いだ。以来、40年にわたり大工一筋の人生を送っている。丸太を使った木組みの家を建てているほか、土壁を大切にするなど日本の風土に合う在来工法にこだわっている。さらに神社仏閣の修繕も手掛ける。父の故智久さんも、あいちの名工に選ばれており、親子2代の受賞になった。昨年度は「とよはしの匠」に認定された。

 

 一級技能士、二級施工管理技士、職業訓練指導員などの資格をがあり、豊富な知識と卓越した技術を持つ。県建設組合連合と豊橋大工組合の役員を務めるなど、業界発展にも貢献した。後進の育成にも力を注いでおり、技能五輪の技術指導などをしている。

 

 加藤さんは「周囲の皆さんのおかげで、技術を身に着けることができました。親子2代で受賞できたことは、とてもうれしい。技術は次の世代につなげていくことがとても重要なので、後進の指導をしっかりとしていきたい」と述べた。

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竹下貴信

1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。

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