【連載】エンジョイサッカー〈68〉サッカー教室「LOOP」発足　基礎の「蹴り」にこだわり

　豊橋市で小学生以下を対象としたサッカースクール「サッカースクール　ＬＯＯＰ」が設立され、５月に始動した。代表を務めるのは今泉叶さん（22）。話を聞いた。

　―22歳でスクール立ち上げたのはなぜですか。

　◆元々、正社員として工場で勤めながら仕事終わりにコーチ業をしていました。しかし残業や夜勤などでなかなか時間が取れず、子供たちにもっとサッカーを教える時間を確保したい！　という思いから決めました。年齢は気にせず、むしろ若いうちから少しでも早くやりたい！　と思いました。

　―ＬＯＯＰの名前の由来は？

　◆サッカーは継続性のある競技です。コツコツと無限ループのように努力を繰り返し、いい循環を繰り返していきたいと思い名付けました。

　―スクールの特徴を教えてください。

　◆毎回目的を決め、テーマに沿って練習します。普段別チームで中学生の指導をしている経験を生かして、基礎的な部分（止める、蹴る、運ぶ）は特にこだわりを持たせています。基礎をみっちりやりながら、プラスアルファを求めています。

　―活動日と活動場所、雰囲気などを教えてください。

　◆毎週月曜です。４年生以下は午後６時から午後７時半。５～６年生は午後７時半から午後９時です。場所は豊橋市立津田小学校。とにかくサッカーを心から楽しんでほしいし好きになってほしいと思っていい雰囲気で続けています。自分も22歳になったばかりで現役プレーヤーなので、教えながら見本を見せたり、一緒に練習に混ざったりと自分の良さを生かしています。

　―夏休み中のサッカー少年へひと言を。

　◆時間はみんな平等です。目標を持ち、一日一日を大事にしてほしいです。「みんながやってない」「チームの状況」などで他責にせずに自分と向き合ってほしいです。満足せずに向き合えば努力した人だけが見える景色があると思います。小学生の可能性は無限大です。夢に向かって頑張れ！

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