豊橋市内の8カ所で廃プラスチック類の梱包(こんぽう)体が野積みされている問題で、豊橋市の長坂尚登市長は27日、近隣住民らの組織が市長宛てに提出した行政手続法に基づく申出書に対する回答について「法にのっとって適切に対応したい」と述べるにとどめ、要望内容や回答の求めに応じるかなどの明言はしなかった。
申出書は今月9日、野積み施設の近隣住民らでつくる「野積み廃プラから町民を守る会」が市に提出した。書面によると、施設を運営する市内事業者とグループ会社に対し、より踏み込んだ立ち入り調査の実施やその結果を踏まえた厳正な行政処分などを求めている。さらに、11月にも会が事業者を刑事告発することを踏まえて、市独自に告発するよう求めた。
行政手続法では、提出者への回答義務はない。申し出を受けた今後の対応について、長坂市長は「提出者との個別案件で、記者会見で述べるものではない」としつつ「行政手続きにのっとり適切に対応したい」と述べた。会に対する返答などの方針があるのかについて、その判断も「法にのっとって対応する」とし、回答するかしないかの明言は避けた。
会や消防への届け出によると、野積み施設は市内8カ所にあり総重量は3万2000㌧。事業者代表は取材に「来夏には再資源化できる油化装置が本格稼働する」と説明した。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。