豊橋市の長坂尚登市長は27日の定例記者会見で、来月17日で就任から2年を迎えるにあたり「とても速く、長かった濃密な2年間だった」と振り返った。残る2年間の任期へ向け「まずは市民が安心できる市政を目指したい」と意気込んだ。
長坂市長は2024年11月の市長選で、現職候補らとの激戦を制して当選した。この2年間について、23年4月の統一地方選を引き合いに「当時は市議選に立候補したが、それがだいぶ昔のことと感じるぐらい変化が大きかった」と述べた。
残り2年の市政運営について、人口減少社会を見据えた社会構造の変化を前提に「行政組織もそれに合わせて転換しなければならない」との考えを示した。
また「30年にわたる低金利やゼロ金利が終わり、今後は財税も含めた市政運営の進め方が重要になる。市民が安心できる運営と行政サービスを目指したい。さらに職員の協力や市民の理解で、これまで変えにくかった部分をどう変えられるかも考えたい」と意欲を示した。
長坂市長は24年の市長選で、子どもや子育てに関する施策や新アリーナ整備への反対を掲げて初当選した。新アリーナは昨年7月に建設の是非を問う初の住民投票で賛成多数となった結果を尊重し、計画や追加費用負担などを含む変更契約の締結を経て29年秋の開業へ向け事業を推進している。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。